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ルーク教授と外国旅行

たくみん

初の自作小説です。
温かい目で見ていてください。
・・・あ、タイトルは決して打ち間違いではありません。

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序章:大人のルーク
「学長、今度こそ大丈夫です。見てください。」
「こんな資料の乏しさで考古学の授業はできないぞ。」
提出して3秒・・・没られる速さの記録なら誰にも負けそうにないなぁ・・・。
「君は実物を目で見たことはあるかね?」
学長・・・鋭い質問をしますね。
「いいえ、全然・・・。」
「ならば、実物を見てきてはどうかね?外国へ。有休を取らせるから。」
「はい、わかりました。」

あ、みなさん、お久しぶりです。
私はルーク・トライトンです。
え?なんで「僕」じゃないか ですか?
今や先生(=レイトン先生)の後を継いで、考古学の教授になっていますので。
さて、今から、外国へ行って、考古学の史料を見に行くことになったのですが・・・。
大好きなロンドンと別れるのは少し寂しい気がしますし、何分新米なので何を見ればいいのかさっぱりわかりません・・・。
こんなときに先生がいたら・・・
!先生に電話しよう。
先生の電話番号は確かこのメモにあったっけ。
・・・ナゾになってる。

ナゾNo.001 電話番号
このメモは「左と右を対応させて読んでね。」ということらしいんだ。これで先生の電話番号がわかるけれど・・・。あなたたちは、わかりますか?
941 ①②③
273 ④⑤⑥
658 ⑦⑧⑨

私の電話番号は、090-②⑤0④-③⑨⑥②
だよ。
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とりあえず物語の発想点は、「もしルークが大学教授になったら・・・」という自分の発想です。
あと、「外国旅行」としたのは、「海外旅行」だと一部限定される可能性があるからです。日本は島国なのでどの外国も「海外」ですが、イギリス(北アイルランド地方)はアイルランドと陸でつながっています。なので厳密に「海外」となるとそれが入りません。
ということで「外国」ということにしました。感想はこちらに、意見・要望は目安箱に書き込んでください。

2009-05-06 07:32:24


たくみん

riddleさん>その通りです。
バレバレですよね。
さて、夏休み中にニューヨークは終わるのか・・・?
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気づいたら、独りだけ。
ルークは他の人に助けてもらったものの、他の仲間は孤独を味わうことになっていた。
闇雲に歩いても体力を消耗するだけだ。しかし、動かないと仲間が見つからない。
葛藤に心が飲まれていった……
こんな時に、連絡手段があれば……

Ch.7 発見
そういえば、私は先生に電話できるのでは?
そう思い、電話をかけた。
…………
「はい」
返事が来た!
「もしもし、ルークです。レイトン先生ですか?」
携帯だから大丈夫だと思うが…
「そうだよ、ルーク。君はどこにいるんだい?」
先生が問いかけてくる。こんな時にも冷静なのが英国紳士なのだろう。私もまだまだ未熟者だと痛感する。
「今は…家にいます。どうやら、誰かが私を見つけてくださったようで」
「そうかい。私はよくわからないのだが、近くに水辺があるんだ」
水辺……
「ちょっと待ってください」
そう言って、聞いてみる。
「ニューヨークから近い水辺はどこですか?」
そこまで遠くにはいないはずだ。
「そうね…海辺か、ロチェスターか、どちらかかしら」
ロチェスター?
「あの…ロチェスターはどこですか?」
「えっと…ここよ」
そう言って、地図を見せてくださった。
なるほど、そこか。
「先生、水辺の先に陸は見えますか?」
海だとしたら、見えないはずだ…!
「どれどれ……見えるよ、ルーク」
「それでは、ロチェスターで待ち合わせましょう」
そう言って、電話を切る。
先生の所に急がないと!

やれやれ、ロチェスターか…どこだろうか。
言われても、これだけ荒廃していたら分からない。とりあえず、沿って歩いてみよう。

「あ、先生!」
ルークだ。
「ルーク、ここだよ」
そう言って、来てもらう。
やっと一人見つかった。
アロマ…クラウス…レガノさん…ポール…リデル……
まだまだ探さなければならない人はたくさんいる。一体、どこなのだろうか。

私……、独りではなにもできませんわ。
先生、早く来てください…

僕は…独りに…
こんなに森が広がるなかで、独りに……

私は…まさか、独りになったのですか?
皆さんと再会できるのでしょうか……

わしは…まさか…弟ともはぐれたのか?
ヘリの残骸が落ちとる…
こうなったら、わしが…!

兄様がいないと、何もできない…
わしはなんて無能なんだ…
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2009-08-28 15:36:32


riddle

私の小説の方にコメントありがとうございました[d:0150]

リデル…ポールの弟。少し複雑ですね(笑)。変装は上手いのかな[d:0159]

皆は無事合流出来るのでしょうか?気になります…。
お忙しいようですが、更新頑張って下さい[d:0146]
失礼します。

2009-08-28 20:24:23


YK

………はあ。
全部読み終わるのに40分かかりました……

話が複雑ですが、面白いですね。私の小説が駄作に思えます。
更新、頑張って下さい。

2009-08-29 05:20:08


たくみん

riddleさん>双子なので、たぶん上手でしょうね。あいにく、変装するか考えていませんが。
YKさん>こちらの方がただ長々と書いただけに思えてしまいます。お互い、頑張りましょう。
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Ch.8:集合と別れ
わしがヘリコプターを直せば…空から探し出せる!
このヘリのことなら誰よりも知っておる。これぐらい朝飯前じゃ。
ただ、ここを大きくせねばならんな…

二時間ほど経っただろうか。
「できたぞ!」
これから、空に出て捜索じゃ!

こうして、ポールは空に飛び立った。
ただし、低空飛行だが。

ん、あのヘリは…ポールのものか?とりあえず手をふって助けを求めることにした。

「おお、おったぞ!」
クラウスのところへヘリを近づける。

僕に気づいてくれた!
やっぱりポールのだ!救われた気持ちでいっぱいになった。

「待たせたな、クラウス」
「そのヘリは…」
「修理・改造したんじゃ」
「流石ですね!」
クラウスをヘリに乗せて、出発じゃ!

この調子で、続々と仲間を探しだした。しかし…
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明日で…終わる……いや、終わらせる!

2009-08-29 16:00:59


たくみん

今年中には終わるといいなぁ…
今日でアメリカは終わらせます。
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「弟がおらん!」
ポールが大声をあげた。
「リデルさん…ですか?」
レガノが尋ねる。
「そうじゃ。わしの大切な弟なんじゃ」

いつまで経っても孤独から解放されない。
その苦しみの中、ただ前進するのみ。
どこかに兄様はいるはず…!
わしもできる…!
そう言って、町に来てしまった。
当然、そのようなことのために、変装はしておいた。あの姿で行ったままだとあからさまに変人扱いだ。
ところが…どこかダメだったのか。
「近づいちゃダメ」「来るな!」
などど、彼は敬遠され続けた。それでもなお、前進する。
わしの変装は兄様も気づかんほどなのじゃが…

「思い当るところにおらん!どこにいったんじゃ!」
もはやポールは弟のことでいっぱいだ。
「すみません。このあたりでとめていただけませんか?」
レガノが言いだした。
「そうじゃな……」
渋々、ヘリは陸に近づく。

「実は、ここが私の家なんです」
そう言って、レガノが真っ先に降りた。
「短い間でしたが、お世話になりました。何かに役立つかもしれませんので、これを持って行ってください」
そう言って、彼は家から石を取り出した。
「この石…宝石でもないのに光るんです。我が家の家宝ですが、私しかいないので、どうぞ、持って行ってください」
受け取った石は、緑に淡く光っていた。

「兄様!」
そう言って、変な人が来た。当然、無視した。そのまま見ていると、笑ってしまいそうだ。
「兄様!リデルです!」
そう言って、やっとわかった。
「お前…変装セットを整頓しないからこうなるんじゃ!」
上はチェルミーの服だ。下は…………
クレアのスカート!!
しかも顔はバートン、髪型はアロマ……

見ているだけで気絶を起こしそうだ。
「速く元の姿に戻ってこい!」
そう言って、ポールは突き返した。
「あれじゃ、元の姿の方がまだええ」

Ch.9 ヘリの旅
こんなニューヨークでは歴史的なものも壊されたに決まっている。
とりあえず、今日はレガノさんに泊めていただくことになった。

翌朝、いつものように新聞を読む。

「リデル逮捕」

…………

やっぱり。そう思ってしまった。
あれだけ豪快に町を破壊したらそうなるに決まっている。
「レガノさん、ありがとうございました」
「こちらこそ、ありがとうございました」

これから、また別のところへ行く。
「ポール」
そう言って、先生はポールを呼ぶ。
「なんじゃ、レイトン」
「マチュピチュに行きたいのだが、ヘリを貸してくれないか?」
「ちょうどいい。わしはオーストラリアに逃亡しようと思っていたところじゃ。マチュピチュなら余計にばれまい。行こう!」
こうして、空の旅は再び始まった。
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深まるナゾ:共通
・石のナゾ
⑤レガノから家宝の石を貰った。緑色の淡い光を放っている。
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2009-08-30 13:49:04


riddle

リデル逮捕されちゃいましたね……。リデルの変装はある意味、芸術ですね!笑〃

続き楽しみです[d:0150]
頑張って下さい[d:0158]

2009-08-30 15:46:18


たくみん

かなり緊急ですが、今週は2回更新にさせてください…。ま、ここはそれほど使わないのですが。
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第11章:隔絶された高地
Ch.1:不気味な声
マチュピチュのほぼ上空まで来た。
今となっては、陸路が閉ざされ、空から眺める以外、この遺跡は見られない。
「汝、立ち去れ……」
突然、声が聞こえた。
「一体、なんなんじゃ!」
「ここは汝の来るべき場所にあらず。早々に立ち去れ…」
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2009-09-05 19:45:49


桃羅

うわぉ……すごいです!
こんなに長い小説を何度も書けるなんて……。新人としては見習います!
更新頑張ってください!

2009-09-06 09:59:32


たくみん

桃羅さん>結構大変です…僕もまだまだ新人ですよ。
1章自体が長いのですが、それを考えるのに時間は要しません。しかし、書くのに時間を要します。表現力だけではこれほど長くは書けませんから。
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Ch.2:第3の試練
石の光が強くなる。
「汝、その石は…空明石。返したまえ」
そう言って、取りだす。
「これですか?」
「汝、それは確かに空明石。だが、輝きがない。輝きを取り戻せ」
第3の試練と見てよいだろうか?
「我はここで待つ。輝きが戻ったとき、汝、我の前に現れよ」

一体、どうすれば…
「ここで考えても無駄なようですね」
「では、オーストラリアに行こう」
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深まるナゾ:マチュピチュ・オーストラリア編
・第3の試練
①輝きの無い空明石の輝きを取り戻すよう言われた。どうすればよいのだろうか?

深まるナゾ:共通
・石のナゾ
⑥レガノからもらった石は空明石だった。しかし、輝きが失われていた。
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2009-09-06 18:35:21


たくみん

今週は下手したら3回更新になります。
ご了承を。

2009-09-11 16:34:08


たくみん

第3の試練を残したまま行っていますが、後に戻ります。
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第12章:地球のへそで愛を叫ぶ
Ch.1:オーストラリア到着
「ふう…」
ポールがため息をついた。よほど疲れていたのだろう。
「ここがオーストラリアですね」
エアーズロックがよく見える。
「降りるぞ。準備はいいな?」
そう言って、まっすぐ降りていく。ヘリなら速度調整ができるから、そこまで苦ではない。

外に出る。久しぶりに地に足を着いたような気がする。ここは…アリススプリングスか。
空明石が少し輝いた。
「どうやら…空気が汚れていたらダメなようですね」
クラウスが冷静に分析した。
「それじゃあ、空明石は空気がきれいなところに持っていけばいいのかい?」
先生も感づいていたようだが、クラウスに聞いてみる。
「そうだと思います」

「……あの……」
アロマが小声で話しかける。
「どうしたんだい?」
「実は……」
----------------------------------
深まるナゾ:アリススプリングス編
・アロマの告白
①急にアロマが何か言いたげに話しかけてきた。一体、何だろう?
----------------------------------
タイトルの元ネタは2つ。分かりますかね?

2009-09-12 17:27:17


みかん

アリススプリングスはあの映画の舞台ですよね?
タイトルの元ネタの・・・
アロマどうしたんでしょう?

2009-09-12 17:33:42


たくみん

携帯から。線の長さで分かると思います。
-------------
Ch.2:アロマの恋
言いたくても言い出せない。そんな葛藤の中、「行くよ」先生が言う。

私の思いが分からぬままに。
-------------

2009-09-13 13:57:53


たくみん

やっぱり携帯はダメか。改行が…
----------------------------------
Ch.3:神秘の岩
着いた…
エアーズロック。近くで見ると迫力が違う。
「さあ、ルーク。急いで書こう」
私のことを気にもしてくれないの…
ひどい…

「ねえ、クラウス…」
勇気を出して、声をかける。
「どうしたいんだい?アロマ」
「実は…」
----------------------------------
深まるナゾ:アリススプリングス編
・アロマの告白
②クラウスに何か言いたげに話しかけてきた。なにがあるのだろう?
----------------------------------
この章はアロマ中心です。

2009-09-13 20:00:09


riddle

アロマは一体どうしたんでしょう……続き気になります[d:0158]頑張って下さい[d:0150][d:0150]

2009-09-13 20:45:12


たくみん

コメ返しだけします。
来週は大量更新できます。日本の半分は終わらせたいと思っています。そうすると楽なので。
あとは、ブログ(というよりHPですかね)に1章ぐらいまではまとめておきたいなぁ、と思っています。

みかんさん>そうですよ。夜桜さんが希望していました。
地球のへその由来がわかる人はいないでしょうね。
riddleさん>まあ、どうしたかは来週で。
あと、ちょくちょくそちらも見に行きます。コメできればしますね。

さて、自分のHP作ろうっと。

2009-09-13 21:25:00


たくみん

HP制作も今のところ順調です。
もう少しhtml構文を学ぼうかと思っていますが。
----------------------------------
Ch.4:告白
やっぱり恥ずかしくて言い出せない。
でも…ここで言わないと……
「私…あなたのことが……」

「好きです」
大声で言ってしまった。どうしよう…
クラウスは少し照れながら、笑っている。
「実は、僕も…」
高揚しすぎたせいで、最後が聞き取れなかった。

「よし、次に行くよ」
先生が振り返ったときには、私たちはすでに……
「仕方ないですね…」
ルークが笑う。
「次は日本に向かおう」
「二人にとっては、デートですかね」
言われなくても…もうデートはみなさんと何回も行っています!今は一番大きい規模のデートを行っている最中です!
そう言いたくてたまらなかったが、言わなかった。
----------------------------------
深まるナゾ:アリススプリングス編
・アロマの告白
③アロマはクラウスに恋をしていた。クラウスもまた、アロマに恋をしていて、二人の気持ちはやっとお互いに通じた。
----------------------------------
今日はこの1回にしておきます。
HPを早めに制作したいので。骨組みはできていますが。

2009-09-19 07:40:15


riddle

アロマとクラウスが[d:0159]
アロマはレイトン先生一筋じゃ……?
まさかの展開ですね[d:0200]
ビックリです[d:0084]

続き、楽しみにしてます[d:0158]そしてHP作り頑張って下さい[d:0150][d:0150]

2009-09-19 11:18:21


みかん

わあぁ意外な展開!!(?)
なんでだろう・・・「クラウスは少し照れながら、笑っている。」っていう
所だけ集中的に読んでしまう・・・(笑)

2009-09-19 14:54:09


たくみん

コメ返しだと最悪削除されそうなので、明日HPのURLを公開します。
riddleさん、みかんさん>意外…とも言われそうですね。僕の中ではこのペアが合う気がしまして…今思うと反省。でもペアは変えたくないです。
riddleさん>続きは明日、日本は長めにします。
みかんさん>そ、そこだけですか……。
他も読んでいただきたいです。

2009-09-19 15:38:35


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