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レイトン教授と二重人格

夜桜

●プロローグ●

皆さんは二重人格を知っていますか?
そう。1つの体に2人入っているという意味。
このストーリーは、レイトンたちと出会った1人の少女とレイトンたちのお話……

フィクションです。

夜桜です。
新しい作品です。
シリーズ3つ書きたいのですが……
一応1つめにしておいてください。はい。

2009-05-02 11:55:17


夜桜

第5章早くも終了です(笑)
でもゲームでもこんなんだからいっか。

第6章予告です。
第6章 傷跡。二重人格の声。
ルーク(敵)はショコラに乗り移っていたのがバニラ。姉だとしり、ショックを受ける。そして、自分のせいでバニラが死んだと思い込み…!?
そしてルーク(味方)もこのごろ変な声をきくようになった。
ショコラさんによると二重人格の声で…!?
事件がおきるたびに自分のせいだと思い込むようになってしまったルーク。これは弱い心の影響か?それとも……。
そしてまたしても被害者が…!?

お楽しみに。

2009-05-04 21:38:35


夜桜

第6章 傷跡。二重人格の声。
○組織編○
僕は部屋に閉じこもった。
まさか……いままでショコラさんに乗り移っていた人の名前が…バニラ?
お姉ちゃん…だったの?
お姉ちゃん……死んでたの?
お姉ちゃん……ずっと待ってたのに…。

ガラッ

「どうしたの!?涙目だよ!?」
「ミノリ……」

扉を開けて入ってきたのはミノリ。
「僕は…姉を……!!」
「……………………。うん。そうだね」
「!?」
ミノリは知っていたような口ぶりでいった。
「知ってたのか!?」
「えぇ。全て、王から聞いたもの」
「王からって……」

「いい?あなたは姉を殺したような物。置き去りにして、姉を殺したの」

僕が……置き去りにして……?
僕が置き去りなんかしたから…!?
「うぁ……」
頭の中にいろんな事が混じり合う。
頭が痛い。苦しい。何も分からない!!

「せいぜい苦しみなさい。ホントの真実を知ったには。姉を殺した自分を憎みなさい。攻めなさい」

そういってミノリは出て行った。
「…………僕は……なんで生まれたんだ」

2009-05-04 21:51:50


夜桜

○ルーク編○
僕はその日の夜。
自分をまた責めていた。
まだ間に合ったからよかった。でも……。あのまま行ってなかったら……先生は……。
アロマさんも。エミリさんも、ホーク首相も、アイスさんも、先生も……。
皆皆…僕のせいで……被害に!!

『憎め。そうしてしまった自分を憎め』

また頭の中で声がした。
頭が混乱し始めた。痛い……ッ!!

「ルーク。入るよ……」
僕はベッドから落ちて床に転んだ。
頭が痛い……ッ!!そして心で叫んでいた。
僕のせいで…!!皆が…!!僕のせいで…!!
『あなたのせいではありません』
『お前のせいでみんなが苦しんでいる』
2つの言葉が交互にでる。

苦しい。心が痛む。頭も痛い。体全体が痛い…ッ!!

「ルーク!?」
先生が僕に駆け寄った。
「どうしたんだ!!ルーク!!」
「せ…ん……せい……」
「しっかりしなさい!!ルーク!!」
先生の声が聞えて、エミリさんとバートンさんも入ってきた。
「どうしたの!?」
「ルークの様子が……」
「えっ!?バートンさん。病院!!」
「はいであります!!」

皆が……僕のために……心配してくれている……。
でも言い換えると……『僕が迷惑をかけている』。

「うわぁぁぁぁ!!」
「ルーク!!」
「……熱がある!!体も熱いし……」
「救急車よんだであります!!」

「ルーク。もうすこしの辛抱だ…」
せんせいが何かを話している。
でも聞えない。口パクにしか聞えない。
皆もいっせいに僕を心配してくれている。
あぁ……先生が3人いる……。
部屋が……傾いている……。

そこから先は何も覚えていない。
「ルーク!!」
「救急車来ました!!」

「お願いします!!ルークを!!」
「はぁ……はぁ……」

2009-05-04 21:59:36


夜桜

「王。2人のルークに異変が」
「ホントねぇ~。人間って素晴らしい。あんたもそう思わない?」
「はい。哀れで可哀想な生き物です」
「そうじゃないの」
「え?」
「哀れで可哀想。でも面白い。狂えば狂うほど自分を責め、自分を失い。最後に至には……『死』を選ぶ。最高のシナリオじゃないの」
「そうですね。王」
「「ははははははははは!!!」」

2009-05-04 22:01:53


愛吉

こっちもレイトン教授と黒のナイフ完結!
新タイトルは・・・後で読んでね☆

2009-05-04 22:03:52


夜桜

「う……うぅ……」
少し分かる。
電気だ。電気が明るくて目に染みる。

「先生?」
「ルーク!目が覚めたか」
「ここは?」
「病院よ」

隣にはショコラさんがいた。
ショコラさんはあの後、病院に入院して、精神的に力を直すという。

「僕は……一体……」
「ルーク。実は……」
「レイトンさま。ちょっと……」
「あっ。はい」

先生が医者の人に呼ばれた。
なんだろう?僕は……

「できれば、ルーク君には……ショックを受けては、また弱まるだけです」
「そうですね……」

2009-05-04 22:07:22


夜桜

愛吉も完結したか!!!
まだまだ完結しそうじゃないよ~。
いまラジオ聞きながら小説書いてるから結構更新するよぉ~~!!

2009-05-04 22:08:34


愛吉

ラジオ聞きながら!?すご・・・
むしろ完結しないで!
まだまだ読みたいっ!!

2009-05-04 22:15:46


夜桜

「ショコラさん」
「何?」
「……このごろ。変な声を聞くんです」
「どんな声?」

僕はショコラさんだけに全てを話した。

「……私と一緒だね」
「え?」
「私も……二重人格になる前はそうだったからね……」

二重人格になる前…!?

「詳しく話を聞かせてください!!」
「……いいよ」

これは最近の話なんだけどね。
私は大きな過ちを起こしてしまった。
それは……事故により、1人の人を重体にしてしまったの。
いえ。じっさいにはその人がぶつかってきたんだけどね。でも自分を責めたの。
なんでぶつけたの?
なんで私が重体にならなかったの?
ずっと攻め続けた。そのうち。心が…弱くなった。

『生まれ変わりたいなぁ…』

そう思ったときに、バニラという女性が現れて、私の体ですむようになったの。
とっても気が強くて……頼もしい人だよ。

「これが私の話」

確かに……はじめが似ている。
自分のせいだと思い込み、責め続ける。僕もそうだ。でも……つい自分かと思い込んでしまう。
これは……僕の心のせい?弱い心だから?
またいつのまにか自分を責めていた…。

2009-05-04 22:16:23


夜桜

「心の弱さは全てを隠し、傷つけ、責め、1人になる」
「王。その通りでございますよ」
「そう思う?……コノハ」
「えぇ。王」
「コノハ、あんたもそろそろ出動してくれないかな?」
「はい。また来ます」

「ふん。2人のルークのそれぞれの苦しみ…か。憎め、悲しめ、苦しめ、哀れな人間ども。争え、昔の哀れな過去のために…」

2009-05-04 22:24:14


夜桜

ふぅ。もうすぐ200です。
皆さんの応援のおかげです。
ありがとうね!!これからもよろしく!!
(でももう中盤……)

2009-05-04 22:24:48


愛吉

これで中盤!?スゴッ!

2009-05-04 22:28:40


夜桜

あれから1週間後……。

僕もショコラさんも退院し、精神的に回復した。

「久々に先生の事務所です!!」
「はは。そうだね」
先生にも笑顔が戻った。
エミリさんにも。
彼らはいつ攻めてくるか分からない。油断は禁物だ。

そんなときに1通の手紙が流れた。
――――――――――――――――
もう苦しみには立ち向かえない。
僕が生きているからだ。
僕が死ねば…いいんだ…。
ブランもそういっている。
だから…さようなら。
   ルーク・トライトン
――――――――――――――――

ルークトライトン!?
僕じゃないから……バニラさんの弟の!?
「先生!!」
「ふむ……これは早く止めたほうがいいね」
また事件がおきた。

次はルークを止めなきゃ!!
死んじゃダメだ!!

2009-05-04 22:29:58


夜桜

愛吉>マダマダ勝負は終わらない。
   第7章辺りですごいバトルがまた始まるから!!

決まりました!!全10章です。
10章終了後。私もまた新しい小説を作ります。
お楽しみに。でもまだ先の話です。

2009-05-04 22:32:04


愛吉

先の話でも、今から((o(´∀`)o))ワクワク☆
すごいバトルっ!?気になるっ!

2009-05-04 22:34:02


夜桜

「ルークが行きそうな場所は?」
「う~ん……はっ!!」

あの……建物の屋上!!
影で隠れていた建物には屋上があった。
しかも飛び降りたら死んでしまうぐらいの高さだ。

あそこに行ったに違いない!!
僕達はレイトンカーに乗って、その建物に向かった。

2009-05-04 22:35:15


夜桜

「……もうすぐ終わる……」

「やめろ!!」
「!?」

間に合った。
ルークはまだ飛び降りてなかった。

「なんてこと考えてるんだ」
「だって、姉は僕のせいで……死んだんだ。僕も死んでいいんだよ」
「この世に死んでもいい人間なんていない!!」
先生が叫んだ。

「…………証拠は?謙虚は?ないんでしょ?」
ルークの顔が虚ろになっていた。
もうどうでもいいという顔だ。
「でも、生きていたら……なにかの得はある!!」
「何もねぇよ!!」
「!?」

「復讐するためだけに……凄腕スナイパーになって……でも……姉を殺したのは僕だった」
「ルークくん!!」
「だから復讐するんだ。僕が…僕に」

ビュンッ……。
ルークは飛び降りてしまった。
「ルーク!!」
僕達はしたを向いた。
レイトンせんせいが……ギリギリ助けている。

「……手を放してください」
「なんでだ?」
「手を放してください!!」
「理由も無しに死ぬなんて許されない!!」
「自分に復讐するんだよ!!」
「復讐してなんの得があるんだ!!」
先生が怒っている。
「自分で罪をつぐなって死ぬって……それに君はお姉さんを殺していない。バニラさんはルークにだけは生きてほしかった。だから自分を犠牲にしてでも君を助けた。お姉さんから助けてもらった貴重な命を、君は思い込みだけでつぶすつもりなのか!!」

「……」
ルークは黙り込んだ。そのとき…。
バンッ……。
ルークと先生の手に銃弾があたった。
先生はその反動でルークの手を放した。

「ルーク!!!!!」

2009-05-04 22:51:30


夜桜

気になる所だけどここで終了!!
続きは明日かあさってです!!
ルークの運命は!?いかに!?
そして王の正体とは!?

お楽しみに!!

2009-05-04 23:07:17


夜桜

大ついでのお知らせ!!
第2弾のレイトン小説の題名が決定です!!
この二重人格が終了したら書きます。
題名は…『レイトン教授と嘘の微笑み』です!!お楽しみに!!
二重人格の続きもお楽しみに!!

2009-05-04 23:16:17


夜桜

「ルーク!!」

「ふっ……」
上で誰かが微笑んだ。
「誰だ!!」
「……名はコノハだ」
コノハという女性は黒い服に包まれたちょい怖い…感じの人だ。
「王の頼みにより、ルークを処刑した」
「処刑……!?」
「あっ。でも」
エミリさんが下を指した。
そこにあった光景は……。

2009-05-05 09:04:16


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