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レイトン教授ともう一つの時間旅行

Professor

自分のサイトにも載せてある小説を、ここでも公開したいと思います!

では、始めます!!

2009-04-20 21:53:57


Professor

ルーク「あっ、アロマさん!あなたもいたんですか!!」
アロマ「ちょっと失礼じゃない?」
ルーク「だって、気付かなかったものですから…。」
アロマ「それって、私の陰が薄いって言いたいのかしら?」
レイトン「二人共、止めなさい!」


喧嘩をしているような発言だったが、表情は3人共笑顔だった。

再会した喜びを隠せないように。

2009-04-20 21:58:33


Professor

レイトン「それでは、ルーク。不可解な事件とはどんな物なんだい?」
早速、先生が僕に事件についての事を質問してきた。

不可解な事件とは、優秀な学者だけが次々と誘拐されていく事件だ。まだ犯人はわかっておらず、証拠もまだ一つもつかめていない。
こんなに完璧な誘拐を、誰が出来ると考えられただろうか。

僕は事件についての詳細を、知っている範囲で、出来るだけわかりやすいように説明した。

2009-04-20 21:59:12


Professor

レイトン「これはまた…、不可思議な事件だね。」
アロマ「優秀な学者だけが誘拐されるだなんて心配だわ。」
ルーク「え?アロマさん、何故ですか?」
アロマ「だって、優秀な学者といったら、レイトン先生もそうでしょう?」
レイトン「ははっ 心配はいらないよ。私なら大丈夫だから。」

2009-04-20 21:59:37


Professor

レイトン先生は笑顔でそう言うけれども、正直、僕とアロマさんは心配でならなかった。
いくら先生でも、こんなに完璧な犯人には敵わないと思ったからだ。

ルーク「先生、僕が言うのもなんですが十分に気をつけて下さいね。油断は禁物ですよ!」
僕がそう言うと、先生は「わかってる」と言って、また笑顔を見せてくれた。
そのせいか、僕は少し安心したような気分になれた。

2009-04-20 22:00:11


Professor

レイトン「では、調査を始めたいと思うんだが…。」
そうだ、さっき言ったように、証拠も何もなしの調査のスタートだ。さすがの先生も困るだろう。

アロマさんが、ある人を見つけ出すまでは。

2009-04-20 22:00:31


Professor

【第1章】変化した景色


アロマ「あの…レイトン先生……!」
レイトン「ん?どうしたんだい、アロマ。」
アロマ「あそこの陰に、少し気になる人がいるんですけど…。」

そう言うと、アロマさんは奥の方にある角を指差した。なんと、そこには見覚えのある人が立っていたのだ!!

2009-04-20 22:02:52


姫御子

どきどき…

だ、誰なんでしょうか… ・○・))

楽しみですっ>∀<
頑張ってくださいね♪にしちゃん∩^ω^∩

2009-04-21 22:46:24


Professor

ルーク「あっ、あなたは!!」
思わず僕は叫び声で言ってしまった。
するとその声に気付いたのか、その人はこっちを見て、にこっと笑った。

クラウス「皆さん、お久しぶりですね。」
レイトン「クラウスじゃないか!一体、何故こんな所に?」

2009-04-26 21:53:42


Professor

姫ちゃん!応援ありがとうございます!!

2009-04-26 21:54:23


Professor

クラウス「ちょうど今日、出所日だったんです。それで、気になる事件がありまして…。」
アロマ「じゃあ、私達と同じ目的でこの場所へやって来たんですね!」
クラウス「同じ目的…?と、いう事はレイトン先生達もあの事件が気になって?」
レイトン「あぁ、この事件について知ったのはルークのおかげなんだがね。」

クラウス「何故ルーク君が?」
ルーク「僕、あの10年後ロンドン計画事件のすぐ後に、この場所へ引っ越してきたんです。」

2009-04-26 21:55:04


Professor

クラウス「そうだったのか!」
その時、誰かのお腹が大きな音で鳴った。

アロマ「あはははは…」
ルーク「ア、アロマさんのお腹が鳴ったんですか!」
アロマさんは顔を赤くして、レイトン先生の陰に隠れた。

それを見たレイトン先生は、近くにあった時計を見て、
レイトン「もう13時をまわっているね。昼食でもとろうか。」
アロマ「はい!!」
アロマさんの表情が笑顔で満ち溢れていた。

2009-04-26 21:55:41


Professor

ルーク「レストランだったら、美味しい所を知っていますよッ。」
レイトン「ではルーク、そこまで案内を頼もうかな。」
ルーク「勿論です!」
僕は、レイトン先生の言葉を聞いて自慢げに答えた。

クラウス「…僕もご一緒しても良いですか?」
クラウスさんは、少し遠慮気味にレイトン先生に聞いていた。
でも、その喋り方に嫌な予感を感じたのは僕だけなんだろうか。

2009-04-26 21:56:06


Professor

とりあえず、僕はレイトン先生達を連れて、そのレストランへ向かう事にした。
その道の途中で、クラウスさんがある路地を発見したんだ。

クラウス「ルーク君、この狭くて薄暗い路地の先には何があるんだい?」

ルーク「さぁ…?初めて見るような気がするんですが。」

本当に初めて見たような路地だった。
よくこの道を通るんだけれど、こんな気味の悪い路地を見た事があっただろうか。
ただ気付かなかっただけなのだろうか。

2009-04-26 21:56:49


キョウ

わぁ!気になる!
早く続きをお願いします!!

2009-04-26 22:04:31


Professor

キョウ!ありがとう!!
    更新頑張りますねッ♪

2009-04-29 21:55:42


Professor

アロマ「…行ってみましょうよ!」
ルーク「えぇ!アロマさん、本気ですか!?」

アロマ「何よ、ルーク。…あ、もしかして怖いの?」

ルーク「そ…そんな訳、ないじゃないですか!!」

アロマ「じゃあ行きましょう!」

ルーク「良いんですかぁ?先生!」

レイトン「行こう!」

ルーク「……わかりましたよ。クラウスさんはどうしますか?」

2009-04-29 21:56:02


Professor

クラウス「僕も行くよ。」


 僕達が薄暗い路地を歩いていくと、到着した所は怪しげな館が一軒、ぽつんとあっただけだった。
その館を見る限り、中には誰も住んではいない様子だ。

2009-04-29 21:57:01


Professor

好奇心旺盛なアロマさんとレイトン先生は迷わずに、堂々と館の中へ不法侵入をしていった。
僕とクラウスさんはレイトン先生達に、遅れずにと追い掛ける事だけを考え、素早く行動をしていた。

2009-04-29 21:57:38


Professor

この館内で、もう最後の部屋らしき所に到着した。
今まで、全ての部屋はガランとしていて、家具も何一つも置かれていなかったのだから、この部屋にも何もないだろうと、心の隅で思っていた。
その最後の部屋に入ると、不思議な力を感じさせるような扉があった。

2009-05-01 21:30:50


Professor

ルーク「この扉…なんだか不思議な力を感じます。別の次元への扉のような……。」
レイトン「おや?久々の予言かい、ルーク。」
ルーク「ち、違いますよ~!僕には予言なんか出来ませんから!!」

アロマ「予言って、何の話?」
レイトン「実はルークは…。」
ルーク「先生!止めて下さい!!」

なんとかレイトン先生の話を止めさせる事が出来たのは、話し始めから30分後の事だった。

2009-05-01 21:31:35


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