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レイトン教授とソロモンの指輪

フルート

私も自作小説を載せてみることにしました♪(*^^*)みなさんのような、上手な表現が出来ないもしれませんが、頑張って書くのでよろしくお願いします!!感想や応援メッセージ等はいつでも書き込みOKですので、ぜひっ☆ では、始まります♪↓

2009-03-02 20:54:31


フルート

レイトン先生の研究室の窓を開けると、さわやかな春の風が入ってきた。やわらかなお日様に照らされて、草木もかわいらしい花を咲かせている。
あぁ、リリー…。君がむこうに行ってから、もう4回目の春が来た。だけど、僕はあれから君ほど、ずっと一緒にいたいと願う人に出会っていないんだ…。君に出会って、初めて僕は「人を愛する」という意味を知ったのかもしれない。
ねぇ、リリー…。一度だけ、もう一度だけでいいから、君に笑顔で「ルーク」って呼ばれたい…。君の笑顔に、会いたい。

2009-03-02 21:07:02


Professor

始めたんですね[s:0316]
応援しています!一緒に頑張りましょう!!

4回目の春ということは、現在のルーク君は17歳なんですか?

2009-03-02 21:54:12


フルート

Professorさん、メッセージありがとうございます(≧ω≦)Professorさんの小説、いつも楽しみに読ませていただいてます♪冒頭のルークは17歳で、物語は少し成長したルークの回想、という形で語られます!!

2009-03-04 16:36:42


フルート

【第一章 金髪の少女】
それは雪も溶け始めた、よく晴れた日の出来事だった。僕はレイトン先生の研究室で来週に迫った、先生のロンドン学会での講演会の準備を手伝っていた。
「ルーク!そこにある石碑を取ってもらえるかい?そう、そこのヒエログリフが刻まれているやつだよ。」
「はいっ!先生、これですね!」
先生は僕から石碑を受けとるとにっこり笑ってお礼を言い、再び論文の仕上げに取りかかった。今日は朝からこの調子で、途中から手伝いに来た僕はともかく、先生は先日からほとんど休んでいないようだ。

2009-03-04 18:48:00


フルート

「すまないね、ルーク。せっかく君が来てくれたというのに…。」
レイトン先生は僕に申し訳なさそうに言った。確かに先生と色々な謎について語れないのは残念だけど、僕は先生の助手として、先生のお手伝いが出来ることが誇らしくもあった。ここは弟子である僕もしっかりしなくては!
「いえっ、全然大丈夫です!僕だって、先生の弟子ですからね!……ぐうぅぅ。」
しまった。せっかく先生を元気づけようと思ったのに、お腹が鳴ってしまった。考えてみれば今日は朝からちゃんとした食事をとっていなかった。僕は顔を真っ赤にしながら言った。
「すいません…。なんだかお腹がすいてしまって…。」
ぼくがおそるおそる先生の方を見ると、レイトン先生はにっこり笑って、優しく僕に言った。

2009-03-04 19:08:14


フルート

「そうだね。そろそろお昼の時間にしようか。休憩することも大切だしね。今日は天気もいいし、中庭で食べよう。ルーク、そのベーカリーの包みをもってくれるかい。」
「はい!もちろんです!外で食べるなんて、なんだか久しぶりですね、先生。」
先生に渡されたベーカリーの包みからはふわっとおいしそうな小麦粉のにおいがしてくる。僕はなんだか嬉しくなって、スキップをしながら中庭へ向かった。

2009-03-04 23:45:45


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