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レイトン教授とソロモンの指輪

フルート

私も自作小説を載せてみることにしました♪(*^^*)みなさんのような、上手な表現が出来ないもしれませんが、頑張って書くのでよろしくお願いします!!感想や応援メッセージ等はいつでも書き込みOKですので、ぜひっ☆ では、始まります♪↓

2009-03-02 20:54:31


フルート

レッドさんありがとうございます!!私の小説なんかを読んでくださるなんて感激です!とても元気をもらえました[a:0446][a:0414]
これからバンバン更新したいと思います!物語はこの後、意外な方向へと傾いていきます――……。

2009-04-26 22:10:04


フルート

「アレグロは私の友達のシマリスなの。普段は私のポケットに入っていたり、バックの中のハウス(ケージ)に入れているんだけど…彼は脱走の名人なのよ。すぐにつまみ食いをして…。こまったさんなんだから!」
「そうだったのか。急に飛び出してきたからびっくりしちゃったよ。」
僕はそう言いながら、まだパンをほうばって、くりくりした目をこちらに向けているアレグロをそっと手に乗せ、やさしくリスの言葉で話しかけた。
「(僕はルーク。よろしくね、アレグロ!あんまりリリーを困らせちゃダメだよ!)」
「えっ!!!まさか!!!」
その瞬間、リリーが驚いたように叫んだではないか!思わず彼女の方を見ると、リリーは僕を見て目を丸くしている。

「ルーク…あなた、動物と話せるの?!………私も動物と話せるのよ。」

2009-04-26 22:36:37


フルート

【第二章 真鍮の指輪】
「なんだって!!じゃあリリー、君も色々な動物と話せる能力があるのかい?!」
「…動物はもちろんだけど、私は植物の言葉も分かるわ。…でも、それは私自身の力ではないの。」
「え?どういうことだい?!」
僕が不思議そうにしていると、リリーは僕を真っ直ぐ見つめ、ゆっくりと口を開いた。

「…あなたになら話してもいいかもしれない…。フィイネリア家とソロモンの指輪の秘密を――…。」

2009-04-26 23:05:24


フルート

レッドさんコメいつもありがとうございます[a:0446]!!本当に嬉しくて、力になります[a:0420]!

2009-04-27 18:08:52


フルート

リリーはワンピースに隠れるように身につけていたネックレスをおもむろにはずし、僕に見せた。
そこには高貴な銀色に輝き、魅いられてしまうほどの美しい指輪が通されていた。それは一瞬にして僕の心を捉え、思わず引き込まれそうになる、神秘的で、不思議な魅力を持つ指輪だった。
「その指輪は一体……―。」

2009-04-27 18:32:53


layton

ソロモンの指輪は、昔の神話で王が動物を操れるようにつけた指輪だとか・・・。

2009-04-27 20:34:36


layton

昔、フルートさんが言っていたんですよ。

2009-04-27 20:53:31


layton

いえいえ、「ルーク少年と秘密基地」
、頑張ってくださいね!

2009-04-27 21:03:50


layton

あらすじは、
17歳となったルークは、リリーという少女に出会う。その少女は昔の神話に出てくる、「ソロモンの指輪」をもっていて・・・・。
これからの発展が楽しみな作品です!

2009-04-28 17:08:01


layton

すいません。自分のスレと間違ってレスしちゃいました・・・。あ、でも、管理人さん、消さなくてもいいですよ!

2009-04-28 17:10:53


バートン

いつもこっそり読ませていただいています(笑)
忙しいのに、更新お疲れ様です。
フルートさんらしさの出ている物語ですね。先も楽しみにしています。
それにしても…ルークはあちこちで恋してますね…恋多き男?(笑)

2009-04-28 17:22:13


layton

恋多き男、ですか・・・・・・・・・。
いや、あの・・・・。別にボクはそう思いませんよ・・・・・・・・・・。

2009-04-28 17:28:08


フルート

レッドさん、laytonさん、バートンさんありがとうございます[a:0420][a:0446]みなさんに読んでいただけるなんてとても嬉しいです[a:0266]フルート科の実技試験もようやく終わったので、本格的に更新できる予定です[a:0343]これからもよろしくお願いします!!

2009-04-28 21:48:43


フルート

ここで少し訂正をさせて下さい[a:0330]ソロモンの指輪の記述を「高貴な銀色~」と書いてしまいましたが、「高貴な黄金~」に訂正します[a:0330]
そもそもソロモンの指輪は真鍮と鉄からできているのですが、説によってその割合が違うので銀色や黄色という説もあります[a:0420]しかし、やはりここでは旧約聖書の記述と近づけるため、黄金にいたします。突然すみませんでした[a:0330]

2009-04-29 07:27:59


フルート

レッドさん、了解です[a:0348][a:0420]そう言っていただけると更新のヤル気もupしちゃいます[a:0266](笑)
では、さっそく…。

2009-04-29 20:30:17


フルート

「これが、ソロモンの指輪よ…。古代より旧約聖書中で、ヤハウェの命を受けた大天使ミカエルよりソロモン王が授かったとされている指輪。地球上のありとあらゆる動植物の話を聞き、話をすることができる力を授かれる。ソロモン王の栄華もこの指輪の力なしでは語れないわ。一説には天使や悪魔さえも使役したといわれる、偉大な力を秘めた指輪…。」
リリーは指輪を太陽にかざしながら言った。指輪はまばゆいばかりの金色の光に輝いている。
そして、ひと息間をあけると、リリーは「でもね…」ときりだした。

2009-04-29 20:43:07


フルート

「…でもね、王の死後、大いなる力を与えられし指輪の魔力に魅せられてしまった者達が争いを始めてしまった。戦いはやがて世界全土へと広まり、自然界は破滅への運命をたどり、危機をむかえた。
…そこで、神は潜在的に自然界と会話をする能力を秘めていた一族に、守護者としての力を託し、指輪を未来永劫守護する運命を与えた。あらゆる動植物と言葉をかわす能力と共に…。
…それが、私達フィイネリアの一族…。」

2009-04-29 21:07:47


フルート

「私達一族は、悠久なる間、神へ祈りを捧げ、与えられし力で指輪を守り続けてきた。自然界に生きる者達の話を聞き、全ての命ある者を敬愛しながら…。私達もまた、命をかけて指輪を守護したの。指輪を守り抜くためには、時に己の命さえも犠牲にしなければならない……それが、一族の悲しい掟…。」
リリーは空を遠い目で見つめた。それはまるで一族が生きてきた悠久の時間と、背負ってきた運命を見つめているように感じた。
そんな彼女を見ているのがあまりに切なくて、僕はやさしく口を開いた。

2009-04-29 21:32:41


フルート

「…大変な運命を背負ってきたんだね。でもリリーだって立派な守護者になれるよ!なんだか、僕には分かる気がするんだ。きっと君のお母さんも立派な守護者だったんでしょう?」
僕がリリーを励まし、お母さんの話を出すと、リリーはぱっと明るい顔をした。

2009-04-30 17:59:27


フルート

「ありがとう、ルーク。えぇ、母様は本当に優秀な守護者だったわ。祈りの力は一族の誰よりも秀でていたし、動物たちにも慕われていた。母様は本当に清純な心の持ち主で、人格者として町の人々からの信頼も強かった。そして、私の尊敬してやまない存在でもあるの。母様のようになりたい!…そう願って努力してきたけれど、今の私には…。」
「……??そういえば、フィイネリアの一族の人はみんな動植物と話が出来るんだよね?でも、さっき君はそれは自分自身の力じゃないって……。」
僕が問いかけると、リリーは酷く苦悩の表情を見せた。憂いをたたえたサファイアの瞳は何かにおびえるように深い闇を映し、輝きを失ったくすんだ青になった。

2009-04-30 18:11:33


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