レイトン教授シリーズの攻略
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アリス
自作の小説です[d:0101]
途中で感想、質問を書き込んでもかまいません[d:0206]応援よろしくお願いします[d:0140][d:0150]
2009-02-20 22:48:53
アリス
ルーク「む、村だぁ~!」
僕は思わず叫んだ。
やっと休める…。そういえばひどく空腹だったのを思い出した。ハァ…、大好物のサンドウィッチがあったらなぁ…。お腹を手で抑える僕を見て、ピルがハハァ~ンと顔をニヤニヤして言った。
ピル「フ―ン。君、もしかして腹がへったのか?」
ピルが皮肉っぽく言ったので、僕はムッとして
ルーク「悪いかよ…。」
と帽子でくつろいでいる龍に向かってつぶやいた。
すると、龍は首を横にふった。
ピル「いや、あんなに歩いたら腹がへるのも当然だ。よし、あそこで宿でもとるか。ちょうど暗くなりそうだしな。」
僕もピルも空を見上げた。本当だ。いつの間にか空が藍色とオレンジ色の二色で綺麗に彩られていた。
村の入り口らしき所には大きな門と旗があって、
『ようこそウィンドウ゛ァー村へ』
と派手な字で書いてあった。
ピル「そういえばルークはこの世界に来て初めて人がいる所に来たよな?」
ルーク「そう、だけど…?」
ピル「もう気づいてるかもしれないけど、チェレスとあっちの世界は全く別物だからな。腰抜かすんじゃないぜ?」
確かに、この世界はある意味パラレルワールドだ。何が起きても落ち着いて対処しなくては…。
僕は一息入れて
門の扉を開けた。
そこには思いもよらない光景が広がっていた。
2009-03-01 08:28:46
アリス
家がわらぶき屋根のようで、道は地面がむき出しの、いわゆる"地味"な村だった。
別に村の様子に変わったところはなかった。
が、問題なのはそこにいる"人"だったのだ!
いや、これを人と呼んでいいのかもわからない。
一見人のように見えて、よく見ると動物の耳らしき物がついている人から、エイリアンのような人まで。
その光景は僕にとっては異様だったが、ピルは平然と僕の左肩に座っている。
僕がそこに突っ立っていると、ピルが僕の耳元でささやいた。
ピル「おい、ルーク。お前違う世界から来たなんて絶対に口に出すんじゃないぜ。厄介事に巻き込まれたくなきゃね。」
ルーク「う…うん。」
ピル「じゃ、宿探しと行きますか。この村みたいな地味な宿はごめんだぜ?」
ルーク「わかったよ。でも、もし見つかってもお金が無きゃダメなんじゃないの?」
僕が心配そうにたずねると、ピルは待っていましたかというように、どこからか茶色い古ぼけた布袋を取って僕の手の中に落とした。
ピル「そう言うと思ったぜ。安心しな。奴からきっちり銭は預かってるからな。」
ルーク「ぜ…銭…。」
僕はピルの言葉にたじたじしながらも、袋を開けた。すると中には金色に輝くコインがたくさん入っていた。
コインのまわりにはギザギザの細かい凹凸があって、真ん中にはドラゴンらしき生き物が火を噴いている絵が描かれている。
2009-03-01 20:32:29
アリス
ピル「それな、一個で100アーヌするんだぜ?ここの金は"アーヌ"って呼ぶのさ。」
ルーク「へぇ…。」
アーヌか…しばらくはこれでもつしかなさそうだ。
ピル「大切に使えよ?合流すれば大体は奴がはらってくれるが、それまではそれしかないからな。贅沢するなよ。」
ルーク「じゃあピルは一文無しなの?」
僕がさりげなくきくと、ピルはギクッとしてから慌てて叫んだ。
ピル「う、うるせえ―!とっとと行くぞ!」
はいはい。僕はニコニコしながら村に入って行った。見たことのない人達の間を歩いて行くのには結構勇気が必要だった。
しばらく歩いて行くと、宿らしき建物があったので、ホッとため息をついてから中に入った。
中は意外と居心地が良くて、ほんのり藁の匂いがした。ここならピルも満足するだろうと僕は肩をチラッと見た。
何かを考えているような顔をしているが、イヤだという顔はしていなかった。
僕は宿の受け付けを済ませてから、2階の自分の部屋に入った。
2009-03-02 01:10:19
アリス
中は意外と広々としていた。奥の壁に四角い窓が一つあって、その前にフカフカのベットがある。
僕は真っ先にベットに飛び込んだ。暖かくて、今にも眠ってしまいそうだった。
夢の中で寝るのはおかしいなと思ったが、今の僕にはそんなの関係なかった。
目を閉じてそのまま熟睡しようとした時、
???「おい!下だ下!あんたの体で潰されちまうよ!!」
あっ!忘れてた!僕は急いでその場をどけた。
僕が寝ていた場所で、ピルがまったく…という顔で僕を睨みつけている。
ルーク「ご、ごめんね。ついつい…。」
ピル「ついついだぁ!?ふざけるな!危うくあんたに殺されかけたんだぞ!!」
と、地団駄を踏んで怒鳴っている。
ルーク「ごめんってばぁ~」
僕が思わず左手を差し伸べた時、はっと手の異変に気づいた。
いつの間にか僕の左手の甲に真っ黒いスペード([d:0081])のマークがくっきりと浮かび上がっていた。
2009-03-02 23:15:52
アリス
ルーク「な…何だこれ!?」
僕が自分の手を見て驚いているのをピルはただじっと見ていた。
僕ははっとピルに向き直って叫んだ。
ルーク「ピル、君…何か知ってるんだよね?」
ピル「あぁ、知ってるとも。それは…」
その瞬間、ピルの目が真っ赤に染まった気がした。
ピル「"印し"さ…。」
ルーク「印し…?何の……?」
恐る恐るたずねると、ピルは僕のすぐ近くに飛んで来てスペードの上に手を置いた。
ピル「詳しくは僕も知らないけど、これだけは確かだ。これを持っている人は何か特別な人だって事さ…。」
ルーク「特別?僕が?」
ピル「あぁ。ただ一つ気をつけなくちゃいけない事がある。そのマークの事はあまり人に言うな。」
ルーク「? どうして…?」
ピル「それを良く思っている奴もいれば、良く思ってない奴もいるって事さ。」
僕は訳がわからなくて戸惑っていると、ピルは僕の懐からサッとサイフをひったくった。
ピル「ちょっと買い物してくるよ。お前はそこにいな。じゃっ!」
と一言残して窓を器用に開けて夜の村に飛んでいった。
僕は別に止めようなんて思わなかった。僕はもう一度自分の左手を見た。スペードは、月明かりを浴びて神秘的に輝いていた。
その後、どっと疲れが襲ってきた。それからは良く覚えてはいないが、たぶんそのままベットにくるまって眠ってしまったのだろう。
これから先の事を不安に思いながら。
2009-03-03 22:11:45
アリス
それから何時間もたった。部屋は真っ黒で、そのせいもあってか月明かりがまぶしいくらいだ。
それにも関わらず、ルークは眠りこけている。
まるで気絶しているようだ。規則的な息づかいがかすかに聞こえる。
ヒタッ。ヒタッ。
妙な音が部屋の暗がりから聞こえてきた。何者かが歩いているようだ。
それはゆっくりとベットの方へ近づいて行く。
普通の人なら飛び起きるだろう。だが、今のこの少年には全く聞こえていない。
何者かの足が明るい場所に出た。それは人間の子供の足のようだが、靴も何も履いておらず裸足だ。
ついに謎の生き物が姿をあらわにした。月明かりを浴びて輝くその形は明らかに子供の姿だった。顔は暗くて良く見えないが、髪はきれいな金髪だだ。しかし、その子供の服装はひどいものだった。服はクリーム色で、ズボンらしきものは履いていない。その代わりクリーム色の服は丈が長く、スカートのようだ。
少し破れていたり、汚れていたりするが本人はあまり気にしていないように見える。
せっかくきれいな金髪はボサボサで肩につくかつかないかぐらいだ。
だいたいの人はこの子をホームレスか捨て子だと思うだろう。
しかし、決定的に普通の子供とは違うところがあった。
背中に自分の身長と同じくらいの"翼"がついていた。天使の羽のような純白の翼をきれいにたたんでいる。
子供はヒタヒタと歩き寄って行くと、ベットのすぐ横で止まった。すると、静かにつぶやいた。
???「ルーク…。」
声の調子から、どうやらルークと同じぐらいの少年のようだ。
謎の少年「君は僕が守ってあげるからね…。」
すると、片方の手をルークの額にそっと乗せた。その瞬間、手を乗せたところからすさまじい光が溢れ出した。
その様子を満月が静かに見つめていた。
2009-03-03 22:49:52
アリス
その時、僕は夢を見ていた。
澄み切った青空を巨大は何かが飛んでいる。
それは怪獣並みに大きな赤い龍だった。
一枚一枚のウロコが日光を反射して輝いて、漆黒の翼が雲を切り裂いて、疾風のように飛んで行く。
僕はその龍の背にまたがり、共に風を受けていた。
ここがどの位高い場所かなんてわからないが僕は恐怖をすっかり忘れ、むしろ爽快だった。
変な笑いを抑えるのが精一杯だ。
龍はカッと口を開けると大きく吠えた。鳴き声は一瞬にして青空に響いた。
良く見ると赤い龍の左右にも同じく大きな龍がいる。
左の龍は黄色で、赤とは違い蛇のような形をしていて、目が透き通った緑色だ。
右の龍の体は美しい黒で、サファイヤのような目が光っている。
たくさんの龍に囲まれ、そのままどこかに飛び去ってしまいたかった。辛い現実世界に帰る事をいつの間にか僕は拒絶しているのかもしれない。
ふと、日光が凄くまぶしくなり思わず目を閉じたところで、夢は終わった。
2009-03-04 22:59:05
アリス
ルークはまだ頭がハッキリしないまま体を起こした。今のは何だったのだろう…夢の中で夢を見るなんて。もしかしてこれはすべて現実の出来事なのか?。心臓が大きく鼓動しているのを気にしながら、ベットの周りを見ると、枕の横でピルが猫のように丸くなって眠っていた。僕はつかの間ホッとした。この見知らぬ世界で一番信頼できるのはコイツしかいない。
初めて会った時から何故か親近感がわいたコイツしか。
僕はふと、ピルの横に黒い何が置いてあるのに気がついた。取って広げてみると、それは黒い指なし手袋だった。
ルークは試しに自分の手に手袋をはめてみようとして、あのスペードに気づいた。それをしばらく眺めてから、指をそっと入れてみた。
思った通りだ。指なし手袋は僕の手にピッタリフィットした。左手の不思議な印しは見事に見えない。
思っていたよりはめごこちは良く、違和感は全く感じられなかった。
ルークはピルを横目でチラッと見た。まさか、コイツが昨日買ってきて…?
その時、視界の端に妙な物が入った。僕はとっさにその物を確認しようとして、頭を向けた。
そこには、一本の純白の鳥の羽が、窓から入ってくる朝日を浴びてキラキラと輝いていた。
何でこんな所に鳥の羽が?僕は手に取りろうとして手を伸ばした。が、僕が羽に手を触れた瞬間、羽はサァァと音をたてて崩れ、光る粉になって消えてしまった。
僕はビクッとして身を引いた。何なんだ?今のは?
2009-03-08 01:16:17
アリス
その時、
「何なんだぁ?」
と聞き慣れた声が後ろから響いた。
後ろを振り返ると、眠たそうに目をこすっているピルがいた。
僕がさっきの羽の事を話そうとすると、
「おっ!早速はめてくれたのか!それ、僕が選んでやったんだぜ。悪くないだろ?ちょうど"あれ"も見えなくなってるしな。」
ルークは話始めようとして邪魔された事に少しムッとしたが、別に今は話さなくてもいいやと諦めた。
もしかしたら、これは日常茶飯事(この世界では)なのかもしれない。
わざわざ説明して、あざけ笑われるのはどうしてもイヤだ。
ピルはあっそうだと呟くと、立ち上がって金色のドアノブにちょこんと立った。
「君に見てもらいたい物があるんだ。財布は机の上だからねっ。じゃ、行こう。」
僕は、はいはいとさりげなく言ってから、財布を手に取り、ドアノブに手をかけた。
ピルは僕の手をするりとかわし、お気に入りの席に立った。
僕は彼に笑顔を見せてから、部屋を出た。
村の様子は昨日と全く変わっていない。
ただ、今日のルークは何故だか落ち着いていた。
この世界に急に慣れたようだった。ルークはもちろんおかしいなと思っていたが、まさか、あのスペードのおかげだとは知るよしもなかった。
ピルが促す場所に歩いて行くと、そこは武器屋だった。
2009-03-08 03:01:31
アリス
えっ…まさか…!
僕は店の前で固まった。もしかしてピルは僕に…。当のピルはやけにニヤニヤしていた。
「君も自分の身は自分で守ってもらわなくちゃな。」
ピルは無理やり僕を店の中に入れた。固まっていた僕は、店員の人に声をかけられるまで気がつかなかった。
「これでいいんですか?」頭に角の生えた女の人が、気難しそうに何かを僕の前に差し出していた。
「えぇ。それでお願いします。」
僕抜きでピルと店員さんは次々と話を進めていく。
ハッと僕は自分の前に差し出されている物を呆然と見た。
銀色に光る刃、焦げ茶色のさや。間違いなくそれは真剣だった。
僕はこれが何なのかわかった時には、もうピルがお金を支払い終わっていた。
店員が僕の手に剣を乗せた瞬間、ルークは、あっ!!と叫ぶと剣を落としそうになった。
普通のよりは幾分か小さいが、それでも短剣ほど小さくはない。
想像以上の重さに、僕は驚いた。
男の子なら誰しも剣や銃…とにかく武器に興味をもつ。もちろん僕も例外ではない。でも、いざ自分の手に真剣が渡されると、びびって声が出せない。
2009-03-08 13:14:06
アリス
すいません前レスの訂正です。
"焦げ茶色のさや"="焦げ茶色のつか"
でお願いします。
「ちょっと待ってよピル!」
ただでさえ武器をあまり扱った事のない僕にいきなり真剣はないだろう!?
「僕にはまだ早…」
と言いかけたところで今までレジに顔を向けていたピルが静かに振り返った。
その表情は笑ってはいるが、どこか謎めいている。
「大丈夫、剣の事ならそいつが良~く知っているさ…。」
彼の瞳がほんの一瞬真っ赤に染まった気がした。僕が自分の目を疑いまぶたをこすろうとしたその時、
ズキッ! 不意に左手から痛みが走った。あまりにも突然だったため、僕は訳がわからず、他の人に見られないようにチラッと左手の甲を確かめた。
そこには、例のあのスペードしかなかった。が、そのスペードに異変が起きていた。
さっきまでただ当たり前のように黒く浮き上がっていたはずなのに、今はどうだ。黒、金色、黒、金色の一定のリズムで点滅しているのだ。
僕は何かを察して、すぐに印しを隠した。
何なんだこれは。点滅に呼応するかのように左手がズキンズキンと痛む。まるで、すり傷にお湯を浸したあの痛みに似ている。
それに、何故だか胸の辺りが熱い。突然胸に火がついたかとでもゆうように。
突然の異変に僕がうろたえていると、ピルがさっきの剣をさやにおさめてこちらに持ってきた。
すると、痛みがふっとおさまった。と同時に火も消えたようだ。
何だったんだ?今の…?嘘のように痛みがひいたのを不思議がっている僕にお構いなしに、ピルは肩に乗った。
「ほら、いつまでそんな事をしているんだい?早くあっちにつきたいのならサッサと出発しよう。」
「え、でも…」
僕が取り乱して言うと、しっかりしな!と一声かけて無理やり立たせた。ふらつく僕をよそに、彼は僕のズボンになんとか剣を備えた。
小さな手でも、彼はすごく手先が器用で、簡単に剣を備え付けた。
ピルが手を離した瞬間、重みでズボンが落ちそうになったが、間一髪のところで最悪の事態はまぬがれた。
慌ててズボンを履き直す僕にピルは優しく肩をポンッと叩いた。
ピルのそのさりげない動作のおかげで、僕は混乱から立ち直る事ができた。
僕が感謝の眼差しを救い主に向けると、ピルはグッと親指を立てて微笑んだ。
僕達は何も言わないまま、武器屋を後にした。
2009-03-08 17:52:46
アリス
第3章 ~危機~
それから、僕達は朝食をとった。レストランのような店に入り、メニューを見ると、信じらんない物を目にして、深くため息をついた。
内心、こんな事じゃないだろうと思っていたさ。でも、「イモリの唐揚げ」って何なんだ?
イモリって、まさかあのイモリ!?
そんな感じの、料理名を見ただけでガクッと食欲がなくなる単語が、ずらっと並んでいるのである。
中には憎い事に、写真までついているのもある。その見た目っていうのは…あぁ!説明したくもない!
簡単に言うと、アロマさんの"愛情料理"よりも凄いのである。(悪い意味で)
それでも、僕は一番まともそうな、『虹色カレ―』を(頑張って)食べている。
その名の通り、ルーの部分が見事に七色なのである。
率直に感想を述べると…
甘い。とにかく甘い。一口食べただけでも、一瞬にして口の中が砂漠になる。慌てて水(幸いにも水はちゃんとした水だった。)を流しこむ僕を見て、ピルは腹を抱えてケラケラと笑う。
残そうにも残せない。ここから先はしばらく食べ物にありつけるかわからないというのだ。
それに、お金もかかっている。「どうしたんだ?早く食べなよ」としきりにはやしたてる。ピルを、僕は横目で睨んだ。
それに比べて彼は、リンゴのような赤い果実に美味しそうにかじりついている。
僕はつくづくそっちにするんだったと後悔する。と同時にカクンと首をうなだれる。
食紅をふんだんに使ったようなカレーをなんとか完食すると、僕はまた深くため息をついた。
ため息ばっかりしていると、幸せが逃げて行くなんて言うけど、今まさに幸せが逃げて行ってしまった気がした。
2009-03-10 01:00:59
アリス
水を止め処なく飲んでいると、ピルがチラッと僕を見たのに気づいた。
なんとか口の中の甘~い後味を消し去って、コップから口を話すと、待ち構えていたかのように、
「さて、食後のデザートといきますか。」
サッとピルが口ずさんだ。
デザート?途端に僕の目は期待で輝いた。デザートなら別さ。いくらでも食べれる。
期待している僕をよそに、彼は呆れたように言った。
「君、何か勘違いしてないかい?僕は食べ物なんて、一っ事も口にしてないぞ。全く。子供だねぇ。」
ヤレヤレという動作に、僕は少々カチンときた。コイツ、何様のつもりなんだ?
「じゃあ、何なんだよ。」
むっつりして僕が尋ねると、自信満々とでもいうように、人差し指を立て、静かに言った。
「もちろん、ナゾさ…。」
2009-03-10 01:59:22
アリス
*ナゾ2*
[d:0081]リンゴ、メロン[d:0081]
木へんに『赤』と書いて『リンゴ』。
『青』と書いて『メロン』と読むとする。
では、木へんに『黄』と書いて何と読むか。
[d:0082]ヒント[d:0082]
例えに騙されるな!
普通に紙に書いてみよう。小学校で習ったはずだ。
2009-03-10 02:07:13
アリス
もし答えがわかった方がいたら、ぜひレスしてくださいね[d:0206][d:0150]
2009-03-10 02:08:59
Professor
横…ですか?
2009-03-10 06:40:02
アリス
正解です[d:0158]
答えは"横"(ヨコ)
です[d:0140]
バナナやレモンと間違えた人はいませんでしたか?
2009-03-11 01:05:05
アリス
スイマセン[d:0162]最近全く更新してませんでしたね[d:0163]これからは進めようと思います[d:0199]
少し違った(出だしだけ)【夢幻の龍】もよろしくお願いします[d:0101][d:0087]
2009-03-14 00:30:06
アリス
「わかった。正解は"横"だよね?」
僕がテーブルに手をついて問いかけると、
ピルはふふんと鼻で笑った。
「何がおかしいのさ。」
「いや、あまりに自信ありげに言うからさ…クスクス」
ムッ。こういうところが嫌なんだよな~。
人をおちょくって、何が楽しいのさ。
「行くなら早く行くんじゃなかったの?」
僕がイライラして言うと、ピルはわかったと言いながらもまだ笑っている。
会計を済ませて、外に出ようとした時、「もしもし?」と後ろから声をかけられた。
僕達が同時に振り返るとそこには、人の良さそうな男の人が立っていた。
「すまないが、一つきいてもいいかい?」
「はい。何ですか?」
「君、腰に剣を備えてるって事は、旅をしているのかい?」
僕は今更のように腰にある剣に触れ、少し戸惑いながらも「そう…です…。」と答えた。
2009-03-14 00:47:43
アリス
これからは
http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=12311
で更新する事にしました。
今までここで見ていた方には悪いですが、よろしくお願いします。
2009-03-15 18:49:15
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