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[1]フルート
【レイトン教授とソロモンの指輪】
私も自作小説を載せてみることにしました♪(*^^*)みなさんのような、上手な表現が出来ないもしれませんが、頑張って書くのでよろしくお願いします!!感想や応援メッセージ等はいつでも書き込みOKですので、ぜひっ☆ では、始まります♪↓ -
[8]フルート
「ははは、ルーク。あまり急ぐと危ないよ。そういえば今はヒヤシンスが咲いているころではないかな。」
僕が勢いよく、中庭の入り口であるステンドグラスのドアを開けると、先生の言う通り、紫や紅や白のヒヤシンスの花が色とりどりに咲いていた。暖かな日差しも気持ちがいい。
…ふと、庭園の中央に、なにやら植物を採集しては試験管に入れ、日光にあてたり、振ったりしている真っ赤な髪の、白衣を来ている女性がいることに気づいた。 -
[9]フルート
「どうしたんだい、ルーク。」
「あっ、先生。あの人は……?」
「あぁ、彼女は…」
と、レイトン先生が言いかけたとき、赤毛の女性はこちらに気づき、振り向くと笑顔で挨拶してくれた。華やかな顔立ちでスタイルもよく、とても魅惑的な大人のひとだった。背中まである真っ赤なロングヘアーと緑の瞳が印象的な——…。 -
[10]フルート
「まぁ、レイトン先生。ごきげんいかが?」
「こんにちは、エヴァンヌ教授。私は元気ですよ。ところで、何の実験をなさっているのです?」
「えぇ、光合成の実験です。植物が光合成をするのに必要な葉緑体から、色素を含むクロロフィルを検出しようという研究ですの。」
「うわぁ。なんだか難しそうですね、先生。」
僕はレイトン先生の後ろからひょっこりと顔を出した。 -
[11]フルート
「あら、こちらのぼうやは?」
「こんにちは。エヴァンヌさん。僕はレイトン先生の弟子のルークです。」
僕は帽子のつばをちょっと押さえておじぎをした。
「ふふ。よろしくね、ルーク君。グレッセンヘラーカレッジ、生物科学科・教授のレイラ・エヴァンヌよ。それから私にも助手がいるの。そうね、ちょうどあなたくらいでー…」
その時だ!! -
[12]フルート
ステンドグラスのドアが「バンッ!」と大きな音を立てて開けられ、試験管や色のついた液体をガチャガチャと音を立てながら腕いっぱいに抱えて、金髪の女の子が走って来る。年は僕と同じくらいだろうか。
「レイラ先生!生物室から染色液持ってきましたよ!」
と、次の瞬間!あぶなっかしく抱えていたフラスコが宙を舞った。
「ガッシャーン!!」 -
[13]フルート
地面に叩き付けられたフラスコは粉々に割れてしまった。
騒然とした雰囲気になる庭園…。その空気を打ち破ったのはエヴァンヌ先生の怒鳴り声だった。
「リリー!!実験器具はもっと丁寧に扱いなさい!危険な薬品だってあるんだから…っ!怪我でもしたらどうするの!!」
それは厳しいけれど、助手を心配する優しい言葉でもあった。
「はい…。すみません…。」 -
[14]フルート
エヴァンヌ先生に怒られてしまったその女の子はしょんぼりとうつむいていたが、僕達に気付くとにっこり笑って挨拶した。
「あっ、レイトン先生こんにちは。っと…あなたは?」
「先生の弟子のルークです!君は?」
「レイラ先生の助手のリリー・フィイネリアです。よろしくね、ルーク!」
そう言うとリリーはまたにっこりとほほえんだ。
僕は彼女のサファイアのように真っ青な瞳と風になびくふわふわの金色の髪、それを軽く結わえた赤いリボン。そしてなにより彼女のかわいらしさに思わず見とれてしまった。彼女を見ているとなんだか胸がドキドキする。僕はどうかしてしまったのだろうか。 -
[15]フルート
ふと、僕は彼女を呼ぶ声で我に返った。
「リリー!、ガラスの破片を片付けるのを手伝ってちょうだい。誰かが踏んでてしまっては大変でしょう?」
「あっ、はい!今片付けます!」
リリーは慌ててエヴァンヌ先生の方へかけていった。
気づくと、さすがは英国紳士。レイトン先生すかさずエヴァンヌ先生と協力して、だいぶ片付けてしまっている。 -
[16]フルート
「ふぅ…。やっときれいになりましたね。」
「すみません、レイトン教授。ご迷惑をおかけしてしまって…。何かお礼を…。」
「いえいえ、お礼などいいですよ。当然の事をしたまでですから。」
「そうですよ!英国少年としても当然です!……ぐぅ。」…またまた僕のお腹がなってしまった。僕はさっき以上に、耳まで赤くなってしまう思いだった。レイトン先生はぷっと吹き出して、僕をなだめるように言った。
「ルーク、どうやら君と同じくらい君の体は正直なようだね。そうだ、エヴァンヌ教授、リリー。ご一緒に食事でもいかがです?先ほど差し入れでたくさんのパンをいただいたのですが、私達二人ではとても食べきれないくらいでね。」
「それはとてもありがたいのですが、こんなにたくさん一体どなたが…?」 「ふふ。私達がよく知るあの人ですよ。」
[a:0003]ナゾ1 10ピカラット 「骨抜き[a:0160]」
次の文をヒントに従ったある法則で読むと人の名前が出て来るらしい。
ホホネデネホネホルネネホネホモネホホホホネネナホネネホ
[a:0138]ヒント[a:0138]
「かわいい孫に、おじいちゃんはもう骨抜きじゃ~[a:0266]」 -
[17]フルート
答え[a:0420]が分かった人はぜひ書き込んでくださいね[a:0454][a:0414] -
[18]Professor
デルモナ…?
学長さんですか? -
[19]フルート
はいっ[a:0257][a:0734]正解です[a:0420]カキありがとうございます[a:0320][a:0414]
[a:0120]答え[a:0120]
デルモナ(学長)
「骨抜き」→ホネ・抜きで、ホとネを抜いて読んでみよう。 -
[20]フルート
「まぁ、デルモナ学長が?」
「ええ、デルモナ学長から差し入れをいただいたのです。そのベーカリーは学長のお孫さんのお気に入りらしく、お孫さんにたくさん食べて欲しいと思うあまりつい買いすぎてしまったらしいのです。」
そうだったのか。いかにもデルモナ学長さんらしいな。僕は孫のために一生懸命になっているデルモナ学長を想像してくすっと笑った。 -
[21]フルート
僕達は日当たりのよいテラスを選んで、二人席のテラスにレイトン先生とエヴァンヌ先生、僕とリリーで分かれて座った。僕は先生が差し出したベーカリーの包みからリリーと同じホットクロスバン(イギリスの、ドライフルーツなどが入った甘いパン)を選んだ。
先生達は先ほどから「生物の起源」についてなど難しい話で盛り上がっているようだ。生物学と考古学。分野は違っても、共通する部分があるのかもしれない。一方、僕は突然リリーと二人っきりになったせいかなんだか緊張してしまったが、さっきから気になっている事をリリーに聞いてみることにした。 -
[22]Aloma
素敵ですね!!!
続きも楽しみですっ!!! -
[23]姫御子
楽しみですっ^ ^
私も久しぶりに小説を書きました♪ -
[24]フルート
Alomaさん、姫御子さん、ありがとうございます[a:0420][a:0446]頑張りますね[a:0343] -
[25]フルート
「ねぇ、リリー。君はいつもエヴァンヌ先生と一緒にいるように見えたんだけど、毎日助手をやっているの?」
「まぁ、ほぼそんな感じね。危険な実験とかは子供には危ないから。ってやらせてもらえないけど…。先生と一緒に生活しているんだもの。お手伝いはいつだってしてるわ。」
「エヴァンヌ先生と暮らしてるってことかい?!でも、君のお母さんやお父さんは心配しているんじゃ…。」
僕がそう言いかけた時、一瞬リリーがとても悲しそうな顔をしたように感じた。
「…私には『お母さん』も『お父さん』もいないから…。父は私が生まれてすぐに病気で…。母も五年前に事故で…。」
「……ごめん」
…何だかとても申し訳ないこと聞いてしまったということと、彼女の明るさの影にそんなことがあったなんて、というショックで僕は心底彼女にあやまりたい気持ちでいっぱいになってしまった。
でも、そんな僕を察したのか、リリーは精一杯の明るい声で僕を元気づけた。 -
[26]フルート
「いいのよ、ルーク。気にしないで。この話にはちゃんと続きがあるんだから。
…両親が亡くなって、私には身寄りが誰一人としていなくなってしまった。…でも、そんな幼い私を助けてくれた人がいた。それが、レイラ・エヴァンヌ先生。レイラ先生は孤児となってしまった私をむかいいれてくれた。そして、まるで本当のお母さんのように私を育ててくれた。少し厳しい所もあるけど、私はレイラ先生が大好きだし、本当に感謝してる。感謝してもしきれないくらい。」
そう言うとリリーは満面の笑みを浮かべた。その表情からも彼女はエヴァンヌ先生が大好きなんだな。ということがうかがえた。 -
[27]フルート
大変更新が遅くなってしまいましたが、これからは定期的に更新できる予定です [a:0446][a:0420]では…
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すると、そこへどこからともなくシマリスが現れ、僕の帽子に飛び乗ったかと思うと、テーブルの上のホットクロスバンを食べ始めたではないか!!
「うわぁ!どうしてリスがここに?!」
驚く僕をよそに、リリーはおかしそうにクスクスと笑っている。
「あら、だめじゃない、アレグロ!またハウスから逃げ出して来たのね!」