あれ?レミさん助手失格!?
「あなたにいわれたくはないわ。」
すいません。
コカ・●ーラ(笑)。ルークはコカ・●ーラが好きなんですね!(それにしても「コカ・●ーラ」が予測変換にあって笑いました。)
しかし豪華な料理とコカ・●ーラなんて不思議な組み合わせですね!きっとここにも何かナゾが…
ルーク「ないとおもいますよ?」
<深まるナゾ>
1…コカ・●ーラのナゾ
ルーク「いや絶対違いますって!!」
2015/02/10 15:47
[42]水梨
レス感謝です!久しぶりでした。
深まるナゾにコカ・●ーラのナゾってウケてしまったww
「お母さん、呼んできたのです」
唐突に、ビーナの声がした。
――――まさか、聞かれていた?
懸念したが、ビーナが不快感をあらわにする様子はない。
幸運にも聞いていなかったのだろう。
「貴方たちが、レイトンさんとその助手さんですね?」
お待ちしていました、と深々と頭を下げる女性――アルネスト夫人は、
やはり病人であるためか少し顔が痩せこけている。
笑みを作ったときにできる皺は彼女が年であることを感じさせるが、
それでも清々しさを感じるものがあった。夫のアルネスト主人に
支えられた妻は、何か救いの手を得たように、ほっとしている様子が
見受けられる。
「はい」
「とりあえず、夕食に致しましょうか」
アルネスト主人は席に着き、支えられるように夫人も、そして娘も
長椅子に座る。
レイトンたちはイギリス料理を堪能しながら、コ●・コーラを
楽しんだ?のであった。本当にレイトンとしては後で紅茶を口直しに
飲みたいほどであったというのに、ルークもレミも普通に美味しそうに
飲んでいるものだから何も言い出せずにいたのは本人しか知りえない
事情である。
「さて、先ほどレミが言っていたことだね。
女性の部屋を調べるのは英国紳士としては好まれたことでは
ないけれど、これも調査のためだよ」
「先生。前にも似たようなこと言ってませんでした?」
「HAHAHA。後の時系列のことはまだ言うべきではないよルーク」
「そのメタ発言をやめてください」
レミのツッコミをスルーし、ビーナが食事中であることを利用して
レイトンたちはビーナの部屋へと足を踏み入れたのだった。
「うわぁ・・・。可愛い部屋だな・・・」
なるべく音をたてないようにして入ったビーナの部屋は、さすが
女の子の部屋というべきか、床、壁、天井、見渡すすべてにレースだとか壁紙とかいった装飾が完璧になされており、一応男の子の
ルークですら感嘆するのだから、女性なら憧れるほどの部屋だろうと
思う。・・・そしてその装飾、やはりすべてが花柄に関連していた。
そして部屋の扉を閉めるのも忘れずに。
「私も最初入ったときは驚いたなー」
「レミさんもこういうの好きなんですか?」
「んー。一応?」
ルークとレミが言葉を交わす間に、レイトンはクマのぬいぐるみを横に
よけていた。
「あ、教授!どうですか!何かありましたよね!?」
自分の推理があっているという確信をこめ、レミは問いながらレイトンのもとに寄った。
――――だって、あんな怪しいぬいぐるみ、下とか後ろに何か
あってもおかしくないもの!
「・・・何も、ないな」
「・・・・・・」
2015/02/10 23:46
[43]ドリーム・メイク
ドリーム・メイクですっ
更新頑張ってくださいっ
いつも応援ありがとうございますっ
失礼しましたー
2015/02/25 20:40
[44]t・o
ほう、そんなに豪華な部屋なのか!
そして最後に見つけたものとは…!?
次も待ってます!
2015/03/06 18:27
[45]水梨
久しぶりに書きます。
・・・デスヨネー。
よくよく考えれば、IQ400が大きなぬいぐるみの下などという定番な場所に隠すなど、そんな安直な考えをするわけがないのだ。
それだとバレバレになってしまう。逆に、あまりにも見え透いた
場所には隠さないだろうと裏の裏まで読んだうえで定番の方法を使うと
言った考えもあるが、ビーナの場合決してそんなことはなかったらしい。
もう少し裏を読むにしてもうまく読むべきだったとレミは憔悴した――――が、すぐに他にもあるはずだ、とビーナの部屋を物色し始めた。
「ちょっと待ってください!絶対ここには何かあるはずなんです!」
何かないか。何か。
そう。たとえば逆に、自然すぎるところ――――――。
レミの眼に入ったのは、無造作に置かれた漫画や服、アクセだった。
この辺りはまだ小さい子供なのだから、すごくきれいに片づけられていないとしてもなんら不思議はない――つまり、何も疑問などない。
レミは息をのんで、服や漫画を手当たり次第に後ろへ投げ出した。
「ちょ・・・レミさん?」
「・・・あった!」
ルークが訝しむ中、レミは発見した。服や漫画に隠されていた、
床下収納庫。
「収納庫・・・お手柄だよ、レミ!」
「ありがとうございます!」
「絶対中に何かありますよ!開けてみましょう先生!」
ルークに促され、レイトンは頷くと力いっぱい取っ手を引っ張った
「・・・なっ」
「これは・・・!!」
収納庫のふたを開けた先に広がるは長い階段だった。
「
2015/03/31 23:19
[46]t・o
おお!ありそうな場所ではなくあえてみえすいた所に隠す!さすがIQ400!
漫画をぶんなげるレミさんが憎たらしいですが見つけるなんてすごいです!
長い階段!謎の香りが!
2015/04/03 23:11
[47]水梨
久しぶりすぎて話を忘れている気がしますww
「何でこんなところにこんな階段が・・・!!いってみましょう先生!」
「ああ。きっと奥には何かがあるはずだ。
・・・ところでレミ。見張りを頼んでもいいかい?」
「え・・・わ、わかりました!」
本当はレミも階段を下りたかったのだが、誰かに入ってこられるとまずい状況になることは分かる。仕方なくレイトンの頼みを了承した。そして信頼に答えるべきだと思った。
「ありがとう。じゃあ行こうかルーク」
「はい!」
階段の作りはそれほど強くないらしく片足を置いただけでギシィギギィと鈍い音が鳴り響いた。
(こ、これ階段崩れたりしないかなあ?)
不安だったがルークは未来の自称英国紳士。弱音は吐かないと決めている。
どうやら心配は杞憂だったらしくレイトンとルークは階段の下までたどり着くことが出来た。
「一体、ここはーーーーー?」
広がっていたのは玄関のあの広い部屋とほぼ同等の広さの場所。薄暗くてはっきりとは見えないが何らかの機械が施された椅子ソファーの柔らかそうな椅子が部屋いっぱいに数え切れないほど並んでいる。1000席以上は少なくともある気がする。映画館の席数なんて比べるまでもない。天井近くには何かのスイッチらしきものが3つほどある。
「何なんですかこの椅子ばっかりの部屋・・・!!お客さんを呼ぶための部屋でしょうか?」
「いやいくらなんでもそれは多すぎるだろう」
「それにしてもとても柔らかそうですねあの椅子!!ちょっと座ってみましょうよ先生」
「ま、待ちなさいルー・・・」
「先生この椅子ふっかふかです!気持ちいいですもっふもふですよー!」
未来の英国紳士ははしゃいで椅子に抱きついている。
「こらこら、英国紳士たるもの人の話はーーー」
・・・そんなに気持ちいいのだろうか?まああまりにもの数の多い椅子、調べるためにはまず感触を知るのも大事なことだと思い、レイトンも椅子に腰を置いた。
・・・ふむ。なかなかの座りごこーーー
ーーーーー瞬間。椅子の横幅から金属製のベルトが何本も伸びてきた。
「・・・ッ!ルーク!今すぐ椅子から離れるんだ!」
「えっ!?」
まるで椅子に取り押さえつけるように、5本ほどのびてくる。幸いソファーのように横幅が広かった。いち早く危険に気づいたレイトンは間一髪椅子から飛び降りる。
「わっ、わぁぁ・・・!!せ、せんせええ!!」
突然のことに身動きできていない弟子のもとまで走ると唯一ベルトの迫っていない後ろからルークを引っ張り出す。
そしてすぐに部屋を出るため階段をかけあがった。
「せ、先生!今のって・・・」
「・・・・・・」
急いでビーナの部屋まで上がり収納庫のふたを閉め、息を整える。
「なぜあんな地下にあんなものが・・・。何の目的で・・・」
考え込むレイトンを見ていたルークだったが、あることに気づいて声を上げる。
「先生!レミさんがいません!」
2016/07/09 19:22
[48]水梨
書き方を忘れてしまったのでテストします。
2023/04/01 10:28
[49]水梨
「私達が下にいる間に、誰かが来たのかもしれない。」
「なるほど…!レミさん、ビーナさんたちが来たのを察知して止めてくれているのかも」
レミがうまく誤魔化すためにアルネスト家の人間をこのジーナの部屋から離したということだろう。
それにしても。ルークは地下の部屋での出来事を思い出して身をふるわせる。後方にある収納庫の蓋を見つめてから、敬愛する師匠に向き直る。
「この地下のこと…ここにいるみなさんは知ってるんでしょうか?…ビーナさんも、この部屋のこと…」
「どうだろうね…。テディベアがカモフラージュと考えれば、ビーナも知っていると考えるべきだが…」
この部屋の真実を知るのはあくまでアルネスト夫妻、あるいは執事のみでこの家の無垢な娘は、何も知らない可能性も捨てきれない。
彼女がIQ400の持ち主でなければ、レイトンは娘が何も知らない蓋然性にかけることができたのだが…。
「あの部屋、ボクたちをとらえて何をするつもりだったんでしょう?ビーナさんがそれに加担してるなんて…」
ガタリ、と。部屋の音がして。
2023/04/01 12:31
[50]水梨
「ーーナッ!?」
少女の声が響いた。鬼気迫る表情でーーというよりも、顔面を蒼白にした、ジーナの姿があった。
「……っっっ」
ジーナは、収納庫があらわになっているのを見つめるとみるみる混乱に満ちた顔は怒りに変わっていく。
「あ、あの、ジーナ、これは…」
ルークは上手く言い訳をひねりだそうとしたが、言葉が出てこない。
「……………てって」
「出てって出てって出てって出てって出てって出てって出てって出てって出てって出てけ出てけ出てけ出てけ出てけ出てけ出てけ出てけ出てけ出てけッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!」
大きく開き、血走り濁った翠緑の瞳を向けた彼女はルークたちのもとへどかどかと押し入ってくる。
武器が手元にあるわけでもないのに、ルークは彼女が放つ殺気に目を逸らしてしまいそうになる。
足は震えて、今すぐここから逃げ出したい。
ルークはここで顔を背けたら負けるような気がして、彼女に向けた視線だけは、離さないでいたかった。
「…ルーク、ここはひとまず出よう」
「先生、でも…」
「私達がこのままここにいても彼女を激昂させるだけだよ」
「…っ」
もはや事態はレイトンたちでは収まらないどころか悪化しつつある。
うしろ髪ひかれる思いでルークはレイトンに続いてジーナの部屋から飛び出る。
扉を閉める直前、ジーナの顔に浮かんでいたのは零れ落ちて消えそうな悲嘆の表情。
※※
2023/04/02 03:28